補聴器を購入する
補聴器は形状だけではなく、聴力や使い方によってお客様に合う器種が異なります。
どのような形状の補聴器があり、どのようなことに注目し選べばよいかをご説明いたします。
補聴器は対面での販売が基本となりますので、最寄りのパリミキ補聴器取扱い店舗へお越しください。
補聴器の形状について
補聴器を購入するにあたり、まずはご自身に合う補聴器の形状を見つけましょう。補聴器には大きく2つの形状があります。
もっと詳しく知りたい方は「補聴器の選び方」ページもご覧ください。
耳あな型
耳あな型の補聴器は、耳の中に収まる形状をしているので、マスクや帽子、メガネの着用頻度が高い方に最適です。
特に小型耳あな型補聴器の「CIC」モデルは耳あなの中にしっかりとおさまり、ほとんど外からは見えません。
既製の形（レディメイド）と、お客様の耳に合わせて製作（オーダーメイド）する、2つの方法から選べます。
耳あな型の補聴器の一例
-
カナルタイプ 補聴器 -
マイク分離耳あな型 補聴器 -
CICタイプ 補聴器
耳かけ型
耳かけ型の補聴器は、初めての方、幅広い聴力・年代の方にご利用いただけます。RICタイプと、BTEタイプ（従来型耳かけ型）の2つの形状があります。
RICタイプは、音が出る部品（レシーバー）を耳あなの中に収めます。小さくて目立ちにくいのが特長です。BTEタイプは耳垢がやわらかいなど耳あなタイプ、RICタイプ補聴器に適さない方におすすめです。
耳かけ型の補聴器の一例
-
RICタイプ 補聴器 -
BTEタイプ 補聴器
使用環境に合わせた器種について
補聴器は、見た目が同じでも音の処理が異なり、使用する環境でパフォーマンスが大きく変わります。考えられる5つのシーンから合うものをお選びください。
-
複雑に変化する環境、少人数〜多人数での会話に
様々な方向で会話しながら様々な方向からの会話や雑音の中でも、最大に聞きたい声を優先する機能がついてます。
また、映画や音楽を楽しみたい場合は、音楽モード機能付きで、臨場感が楽しめます。
-
騒がしい環境での多人数の会話に
騒がしいレストランなど様々な雑音が飛び交う中、数人で会話するときに補聴器装用者本人が、最大に聞きたい声を優先する機能がついています。
-
少人数の会話に
室内少人数で様々な方向からの会話に気付きやすく、言葉の出だしを聞き漏らすことが、少なくなります。
-
複数人数の会話に
周辺では騒がしい中で、比較的距離の近い人たちとの会話を優先することができます。
-
屋内での一対一の会話に
室内など少人数で、比較的距離の近い人たちとの会話を優先することができます。
補聴器の購入について
補聴器は「対面販売」が基本です
管理医療機器のため対面販売が基本となり、使用する人に合わせて調整することを前提としています。
購入をする際には、カウンセリングや聞こえのチェックを行い、聞こえの状態に合わせて補聴器の選定・調整を行います。
- STEP1ご来店・ご相談
- STEP2聞こえのチェック
- STEP3器種の選択
- STEP4試聴と調整
- STEP5ご購入
お客様に合わせた調整をおこないます
使用する補聴器を快適に使うため、聴力データを元に音調整をすることが必要です。
管理医療機器である補聴器は、さまざまなニーズに応えられるよう、使用する人に合わせてきめ細かく調整できる機能が搭載されています。
補聴器は「管理医療機器」です
補聴器という名称が使用できるのは、メーカーが厚生労働省に申請し、正式に医療機器として認定されている製品だけです。補聴器は薬事法で定められた管理医療機器として指定されているため、効果や安全性について一定の基準をクリアし製品ごとに正式な認定を受けなければ、製造販売ができない事となっております。
「レンタル補聴器」という方法もあります
興味はあるけど、初めてで不安な方、購入前にしっかり試したい方、ご両親に使ってほしいご家族の方など、「まずは補聴器を使ってみたい」という、お客様の声にお応えして生まれたパリミキのレンタル補聴器「らくみみ」です。
まずは「補聴器で聞く」「聞こえる世界を楽しんでもらいたい」という思いから、気軽に借りられるラインナップをご用意いたしました。