INTERVIEW

パリミキではたらくこと

地域のお客様に愛される
パリミキってどんなお店?

  • 田中 裕一郎

    田中 裕一郎

    2002年入社
    越谷店 店長

  • 藤本 尊任

    藤本 尊任

    2018年入社
    越谷店 スタッフ

  • 原澤 彩

    原澤 彩

    2022年入社
    越谷店 スタッフ

本日は、みなさんに越谷店がどのような店舗なのか、また職場の雰囲気について詳しくお伺いできればと思います。よろしくお願いいたします。

みなさん
みなさん
よろしくお願いいたします。

越谷店は2022年3月に、従来のクラシックタイプの店舗からロッジタイプにリニューアルをされたとのことですが、どのような経緯でリニューアルされたのでしょうか?

田中 裕一郎
田中
越谷には、お城の形をしたクラシックタイプの店舗がもともとあったのですが、「もっとたくさんのお客様にご利用いただきたい」という想いから移転とリニューアルが検討されました。通常、店舗のリニューアルを行う場合は当社の開発部門が土地を見つけるのですが、越谷店はイレギュラーでして、「自分たちで場所を探そう!」となり、越谷店スタッフみんなで土地を探すところからスタートしました。

スタッフ自ら!とても珍しいパターンですね。

田中 裕一郎
田中
そうなんです。現在の場所を見つけてGM(ジェネラルマネージャー)に「この場所だと、これくらいのお客様のご来店が見込めるので、検討していただけないでしょうか」と提案をして、本社内で協議されオープンに至りました。全国の中でもあまりないパターンかもしれません。越谷店に面している通りは、交通量も多くバスも通る北越谷駅のメインストリートです。向かいには大きなスーパーもあって人の流れもありますし、何より見通しがよく、店舗が目に入りやすこともあり、この場所を選びました。

リニューアル前の越谷店に勤めていらっしゃるからこそ、人の流れや店舗の見え方がよい場所を見つけることができたんですね。原澤さんは、パリミキに入社されて間もないとのことでしたが、越谷店の印象はいかがですか?

原澤 彩
原澤
私は入社する前からロッジタイプの店舗を希望していました。パリミキには、さまざまなタイプの店舗がありますが、ロッジタイプの特徴でもある、木に包まれるようなあたたかみを感じるデザインに憧れがあったんです。

ロッジタイプのような、木材をメインにしたスタイルは、他の店舗にはない新しい印象がありますよね。藤本さんは、いかがでしょうか?

藤本 尊任
藤本
実際に越谷店を見た印象としては、決して奇抜なデザインではないのですが、街並みに埋れすぎない目を引く店舗なので、良い意味で目立つなと感じました。街のみなさんにも覚えていただきやすいと思います。外装だけではなく内装もたくさん木材が使われているので木の良い香りがして、家で働いているような感覚もありますね。

確かに入店した時に落ち着く木の良い香りを感じました。お客様もリラックスしながらメガネ選びができそうな店舗ですね。リニューアルをしてからお客様からはどのような反応がありましたか?

田中 裕一郎
田中
お客様からの反応はとてもいいです。「眼鏡店のかしこまった印象がなく、お洒落なお店で入りやすい」というお声を多くいただきます。

眼鏡店らしくないというと、越谷店にはさらにコーヒーなどの飲み物をいただけるカフェスペースもあり、ゆったりとくつろげるような印象ですね。カフェスペースはどのような使われ方をされているのでしょうか?

田中 裕一郎
田中
基本的には、メガネや補聴器をご購入いただくお客様にお待ちいただく時間に、ご利用いただいています。たまに眼鏡店ではなくカフェだと思われて入店されるお客様もいらっしゃいますが、メガネや補聴器のご購入目的ではないカフェ利用のみも、もちろんウェルカムです。お客様にも「カフェのみをご利用いただいても大丈夫です」とご案内をしておりまして、お気軽にご利用いただければと思っています。

それはいいですね!気兼ねなくふらっと立ち寄ることができますし、親しみやすい印象があります。リニューアルオープンして半年経ちますが、街に馴染んできた印象はありますか?

田中 裕一郎
田中
そうですね、認知もされてきていますし、新店舗も越谷に馴染んできたと思います。

街に馴染むと言えば、お子様も参加できるようなメガネケース作りのワークショップや夏祭りなどのイベントを開催されていて、お客様とのコミュニケーションが活発な印象を受けました。イベントについて詳しくお伺いしたいです。

田中 裕一郎
田中
イベントは、原澤さん担当ですね。お客様に気軽にお立ち寄りいただけるよう実施しています。
原澤 彩
原澤
私がメインで担当しているというわけではないのですが...
田中 裕一郎
田中
いやいや、イベントは原澤さんが引っ張ってくれていますよ。
原澤 彩
原澤
そうですかね(笑)夏祭りのイベントは、ヨーヨー釣りやスーパーボールすくいを外のテラス席を利用して行いました。お祭り以前に店舗にお越しいただいた方には、イベントの告知をDMでお送りさせていただき、お子様と一緒にご来店いただいたお客様もいらっしゃいました。イベントにお越しいただいたついでにメガネのメンテナンスやクリーニングをされていかれる方は多かったですね。みなさんに楽しんでいただけたと思います。
原澤 彩
原澤
お子様向けのメガネケース作りのイベントでは、元となるシンプルなメガネケースがあるのですが、そこに絵を描いたり、シールを貼ったり、ケースの内側をお好みの色にしていただくなど、お客様ご自身でメガネケースをデコレーションいただくワークショップをしました。お子様だけではなく、お母様やお父様もご一緒にお楽しみいただけるイベントになりました。

カフェ利用に関しても共通して言えると思うのですが、お客様との日々の接点が増えると「メガネや補聴器を買う時は越谷店に行こう」と、なりやすい気がします。 続いて、越谷店に勤めるみなさんについてお伺いしたいのですが、みなさんは、越谷店がリニューアルオープンをしてからご一緒にお仕事をされているのでしょうか?もしくは、以前から交流があったのでしょうか?

田中 裕一郎
田中
原澤さんは、新入社員なので越谷店オープンのタイミングから一緒に仕事をしています。藤本さんは、越谷店の前に勤めていた店舗が埼玉県内ということもあり、以前から接点はありましたね。

そうなんですね。一緒にお仕事をされるようになって、みなさんの第一印象と今の印象は変わりましたか?それぞれの印象を教えてください。

田中 裕一郎
田中
原澤さんも藤本さんも私と20歳ほど年齢が離れているので、娘息子のような印象はあるのですが...(笑)原澤さんは、初めてお会いした時に「すごく真面目そうな方だな」という印象がありましたが、実際に接してみるとすごく明るくて。少し離れた場所にいても笑い声が聞こえてくるような、感情を表に出せる明るい方です。 藤本さんに関しては、正直に話しますと、はじめは「すごくチャラそうだな〜」という印象がありまして(笑)
田中 裕一郎
田中
でも、実際に接してみると全くそんなことはなく、彼も結構真面目で。一生懸命、自分ができることを考えて行動して、コツコツと努力しているなと思います。なので、2人とも初対面の頃と比べると印象が大きく変わりましたね。

藤本さんが当時いったいどんな見た目をされていたのだろうかと気になります。

田中 裕一郎
田中
態度や見た目に問題があったわけではなく、あくまでも雰囲気の印象です(笑)
藤本 尊任
藤本
ファッションも今と大して変わっていないですよ(笑)

そうなんですね(笑)原澤さんから見たお2人の印象はいかがですか?

原澤 彩
原澤
田中店長は、初めてお会いしたのが入社してすぐだったので、緊張しすぎて覚えていないのですが...「優しそうな方だな」という印象はありました。その印象は今も変わらないですね。
田中 裕一郎
田中
なんか、無理して答えてない...?(笑)
原澤 彩
原澤
無理してないですよ!(笑)
原澤 彩
原澤
藤本さんは、気軽に質問しやすい印象がありました。入社してすぐの頃は特に慣れないことや、わからないことがたくさんあったので、藤本さんを頼っていろいろと質問をしていましたね。今は、一番年齢が近い先輩ということもあり、「何年後かに、こうなれたらいいな」と思える私の目標の先輩です。

第一印象から比べると「頼れる先輩」に加えて「尊敬できる先輩」の印象も加わったんですね。藤本さんは、いかがでしょうか?

藤本 尊任
藤本
田中店長は、入社して間もない頃にお会いしていて。当時、田中店長とは別の店舗に勤務していたので、「他店舗の店長」という見え方にはなりますが、「優しそうな方だな」と思いました。実際に一緒にお仕事をしていると、気配りというか、細かなところまで見ていらっしゃる印象があり、「スタッフのこともしっかり見てくださっているんだな」と感じます。自分では気づけなかったような足りないところを的確に指摘いただいたりすることもあるので、とてもありがたいです。原澤さんは、初めてお会いした時は、すごく緊張をされていたのか「大人しそうな子だな」という印象でした。

田中さんも同じ印象だったと仰っていましたね。

藤本 尊任
藤本
そうですね。今の印象も田中店長と同じにはなるのですが、一緒に仕事をしていると、「底抜けに明るい子だな」と思うようになりました(笑)だいたい笑っていますね。
原澤 彩
原澤
あははは!(笑)

確かに、取材をさせていただいて笑顔と笑い声が素敵だなと思いました。みなさんとお話しをしていると、役職や年齢関係なくお互いにフランクに会話をされている印象があるのですが、スタッフ同士のコミュニケーションで心がけていらっしゃることや、仲の良さの秘訣はありますか?

田中 裕一郎
田中
越谷店は、20〜50代と幅広い世代のスタッフがいるのですが、世代が違えば、それぞれ育ってきた環境や体験してきたことも異なります。そういった様々な世代がひとつのチームとして協力して動いていくので、それぞれが歩み寄ることを大切にしています。自分の考えがあったとしても、相手の考えを汲み取った上で会話をしますね。自分の価値観に当てはめすぎると、相手とのギャップが生まれてしまうので、自分の価値観は一旦心の中に留めてセーブをして、相手の価値観を意識してその中間を取れるように心がけています。

自分の意見や価値観をセーブすると、ストレスは溜まらないですか?

田中 裕一郎
田中
溜まらないといえば嘘になりますね(笑)ただ、複数人で働くということは、価値観や意見の違いは必ず生まれますし、あって当然だと思います。その上で、「いい関係性で仕事をしていく上では必要不可欠なことだ」と自分に言い聞かせています。とはいえ、抱え込みすぎるのも良くないので(笑)家族に相談したり話を聞いてもらったりして、ガス抜きはしています。

そうなんですね。ホッとしました(笑)原澤さんはいかがでしょうか?

原澤 彩
原澤
私が特別意識してやっていることは無いのですが...誰かが忙しい時に自分ができることは何か考えて、お手伝いできることがあれば率先して取り組むようにしています。

なるほど。忙しい時は誰かに頼むところまで頭が回らない時もありますし、率先してフォローをしていただけると嬉しいですよね。藤本さんはいかがですか?

藤本 尊任
藤本
僕も周りのフォローは意識していますが、「仲の良さの秘訣」という点で言うと、よく雑談をしているということですかね。もちろん、お客様がいらっしゃらないタイミングですが。手元を動かしながらスタッフと会話をしたり、積極的にコミュニケーションを取るようにしています。

事務的な会話ばかりになると堅苦しくなってしまいますが、そのような秘訣が明るく楽しそうな雰囲気を作り出しているんですね。

接客に関してもお伺いしたいのですが、パリミキでは、“「おもてなしの心」を第一に”と掲げられているように、お客様とのコミュニケーションを特に大切にされている印象があります。接客をされる時に、心がけていらっしゃることはありますか?

田中 裕一郎
田中
メガネの場合、ファッション的要素と医療機器的要素がありますが、お客様が何を一番望んでいらっしゃるかを会話から引き出し、そのポイントを優先しながらメガネをご提案差し上げることを心がけています。お客様のご要望に寄り添うだけではなく、そこに何がプラスされるとより良いご提案になるか、お客様にご満足いただけるかを考えてご提案しています。
原澤 彩
原澤
私の場合は、勤めて間もないということもあり、「越谷店の原澤」としてまだお客様に覚えていただけていないので、まず私がお客様のお名前とお顔を覚えることを心がけています。メガネの販売を担当させていただいたお客様には、メガネのお渡しの際に以前お客様と会話をした話題に触れるようにしています。
藤本 尊任
藤本
僕が心がけていることは、とにかくお客様とおしゃべりをするということですかね。些細な会話から、よいご提案に繋がるようなポイントを拾えるよう積極的に会話をするようにしています。メガネとは全く関係のない会話から繋がることもありますし、少しでもお話をしてお客様とのよい関係づくりができればという想いもあります。あとは、自然にお互いにリラックスして会話できるよう、何を話すか考えすぎないように心がけています。あまり意識しすぎると、逆に話しづらくなってしまうので...(笑)

その場だけの接客ではなく、「お客様と長くいい関係性を築いていく」という意識が大切なんですね。続いても接客に関わることですが、越谷店に勤めていて一番嬉しかったことや楽しかった出来事はありますか?

田中 裕一郎
田中
私の場合は、旧越谷店を閉店してリニューアルオープンをした初日にたくさんのお客様にお越しいただいたことです。旧越谷店のお客様にもたくさんご来店いただき、涙が出るくらい嬉しかったです。一生の思い出ですね。
原澤 彩
原澤
私は、フレーム選びを一緒にさせていただいたお客様からメガネのお受け取りの時に「次もあなたに接客をお願いしたいわ」と仰ってくださったことがすごく嬉しかったです。あとは、夏祭りのイベントで「最近、夏祭りのようなイベントが周りでなく、子どもにも体験させてあげる機会がなかったから、こんな形で開催してくれて嬉しい」というお声をいただいた時に、やってよかったなと思いました。
藤本 尊任
藤本
メガネをご購入されるお客様に見え方の確認をさせていただくのですが、メガネでは解決できない症状の場合もあるので、お客様のご健康のためにも眼科での受診をおすすめする場合もあります。その際に、眼科を受診されたお客様が診察後にお店を訪れてくださり、症状のご報告と共に「眼科を紹介してもらってよかった」と仰っていただけると、よかったなと思いますね。

お客様とのいい関係性が伝わってくるエピソードですね。親身になって接客をされているのだなと感じました。最後にみなさんが思う、越谷店の「推しポイント」を教えてください。

田中 裕一郎
田中
地域の眼鏡店にあまり置いていないようなブランドやデザインを取り揃えているので、商品力が魅力です。あとは、スタッフも幅広い世代がいるので、お客様に合わせたご案内や接客ができると思います。お客様が他のお客様におすすめいただける「推し店」のような、居心地がよい店舗を目指しています。
原澤 彩
原澤
私は、やっぱりスタッフだと思います。パリミキ全店舗がそうだと思うのですが、特に越谷店のスタッフは「心からお客様のために」と、お客様を大切に思って接客しているスタッフばかりです。
藤本 尊任
藤本
僕は、キッズスペースがあるところも越谷店の魅力だと思います。ロッジタイプの店舗だと、だいたい設置されているのですが、店舗に滑り台などのお子様が遊べるスペースがあります。ご家族の場合、親御さんがメガネをご覧になられている時はお子さんは暇で耐えられないと思うので(笑)そういった時にキッズスペースをご利用いただいて、親御さんがゆっくりメガネをお選びいただけるのはいいポイントだなと思います。

みなさんのお話をお伺いして、越谷店のあたたかく明るい雰囲気がとても伝わりました。
本日は、ありがとうございました。