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機能だけじゃなくファッションも考慮して選びたい、「ライトカラーレンズ」の特徴とは

2023.06.26

レンズ

少しずつ外出する機会が増えてきて、「おしゃれをしてお出かけしたい!」「今まで取り入れたことがない、おしゃれアイテムを試してみたい!」という気持ちの人もいるのではないでしょうか?

これまで、外出時のファッションアイテムとして身に着けるのはサングラスが定番でした。レンズカラーもブラウンやグレーの濃いカラーが多く、フレームもサングラス用の比較的大きめのものが多かったようです。しかし近年では、一般的なメガネフレームにサングラスのレンズカラーよりも薄い色を入れた「ライトカラーレンズ」が人気を集めています。

カラーの種類もグリーンやブルーと言った、よりファッショナブルな色が選べるようになったライトカラーレンズ。いったいどんなものなのでしょうか。

ライトカラーレンズとは、これまでのサングラスのようなかけている人の目が外側から見えないほど濃い色のレンズではなく、外側からでも目が見えるほどの薄めのカラーがついているレンズのことです。

サングラスよりもさまざまな服装に合わせやすいだけでなく、サングラスのメリットがある程度ありながらもファッションアイテムとしてシーズンを問わず着用できることが魅力。欧米ほどサングラス着用が一般的でない日本人にもなじみやすく、じわじわと人気になっているアイテムです。

これまでのカラーレンズは、サングラスで使用されている目元が見えないくらいの濃い色が定番でした。サングラスで使用されている色の濃いカラーレンズの濃度は「50~80%」程度のものが一般的。

一方、ライトカラーレンズの濃度は色によって異なるものの、30%程度とされています。可視光線透過率が高いレンズよりまぶしさを軽減する力は劣るものの、どの色でも目元が見えるので肌なじみもよく、日常生活でも自然に取り入れられるのも大きな特徴です。

また、色も「グレー」「グリーン」「ピンク」など様々なバリエーションがあり、「ファッションアイテムがほしいけど、サングラスはちょっと恥ずかしい」という方も、ライトカラーレンズを試ししてみるのもいいかもしれません。

ファッション性だけでなく、機能面でも魅力いっぱいなのがライトカラーレンズ。

屋外であれば、ある程度まぶしさを軽減し、光による目の負担を抑えられます。他にも、夜の運転中に対向車のハイビームが気になる方(※)、屋外の活動が長い方であれば、ライトカラーレンズのメリットを感じやすいはずです。

普段の生活でのお困りごとや、よく使用するシーンなどがあれば、それを店舗スタッフへ伝えるようにしましょう。目的にあったカラーの種類やレンズの色の濃度などをご相談しつつ、決めていきます。また度付きレンズのライトカラーも対応可能です。お家で使っていないメガネのレンズをライトカラーレンズと交換するのもおすすめ。

※ カラーの種類、濃度によって、夜間の運転時に使用できないレンズがあります。詳しくは店頭でご確認ください。

ライトカラーレンズは、洋服と同じように、ご自身の気に入ったカラーを選ぶことで自分らしさを演出できることも。「自分に似合う色がわからない」という方は、パーソナルカラーを参考にすると新たな発見ができるかもしれません。

トレンドカラーとして人気なのは「グリーン」。初めてライトカラーレンズを使う方にもおすすめで、顔全体を若々しく明るい印象にしてくれます。屋内・屋外でもコントラストを下げすぎず自然な見え方で、まぶしさを防ぐことができます。

定番の「ブラウン」は、曇りの日のドライブやゴルフなどのフィールドスポーツでも見えやすいと人気のカラー。顔の彫りを深く見せる効果にも期待でき、男女共にお試ししやすいでしょう。

大人っぽくクールな印象を与えてくれる「グレー」は、まぶしさの防止効果が高い色。色調変化も少なく、屋外でも自然な景色を楽しめます。

夏の定番カラーとして人気なのは、爽やかな印象の「ブルー」。人がまぶしいと感じる黄色やオレンジ色をカットして、クールな印象を与えます。

見た目にも明るい印象を与えてくれる「イエロー」は、インドアスポーツの時にもぴったり。悪天候時や夜など暗くなってからの運転にもおすすめです。

春らしい色合いの「ピンク」は、シンプルなファッションとも好相性。近いカラーだと「パープル」も、近年人気のカラーです。個性的なカラーで楽しみたい、2本目以降のライトカラーレンズがほしいなど、ファッションアイテムとして楽しみたい方にぴったりなカラーです。

初めての方でも挑戦しやすいライトカラーレンズ。一本あれば、自分らしさも演出してくれるアイテムとして毎日の生活に彩りを与えてくれます。

実際にカラーレンズを目元に当てながら、見た目の印象や見え方を確認するのも大切です。

パリミキでは、運転やスポーツなど利用シーンをご相談いただきながら、お客様に合うレンズのご提案をいたします。色々なレンズをお試しいただきながら、自分にぴったりな一本を見つけましょう。

(取材:文=つるたちかこ / 編集=ノオト)

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