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ルテイン保護レンズ
ルテイン保護レンズ

ルテイン保護レンズとは

ルテイン保護レンズとは、眼内のルテインの減少を抑え、有害な光や紫外線などから眼を保護するレンズのことです。
眼の中のルテインが減少したり、損傷したりすると眼病を引き起こす可能性があると懸念されています。そこで「ルテイン」の損傷を防ぐメガネレンズ「ルティーナ」が注目を浴びています。

ルテインの働きと特徴

ルテインは、物を見る際に大事な役目を担う網膜や黄斑部に多く集中している色素です。太陽から放射される有害な紫外線や青色光(ブルーライト)を吸収する役割があり、眼の健康維持には欠かせない存在です。
私たちは、生活に欠かせないテレビやパソコン、スマホなどのディスプレイからも日常的にブルーライトを浴びていますが、ルテインがこれを吸収し、網膜へのダメージを日々抑制しています。そのためルテインは天然のサングラスをいわれています。
しかし、残念なことに、この重要なルテインという栄養素は、体内で作り出すことができません。そのため、ほうれん草やブロッコリー、芽キャベツ、葉レタスなどの一般的な緑黄色野菜を中心とした食事による摂取、もしくは含有するサプリメントによる補給を常に意識しておく必要があるのです。

ルテインの働きと特徴

ルテインが消耗するとどうなる?

ルテインは有害な紫外線やブルーライトなどによるダメージの抑制で消耗していきます。他にも、加齢や喫煙、ストレスの影響が消耗の要因と言われていますが、中でも加齢によるルテイン減少は、眼病との関連性が懸念されています。

特に「加齢黄斑変性」は、近年増加傾向にある疾患です。網膜にある黄斑部が正常に機能しなくなり、視力の低下や中心のゆがみ、黒く見えるといった症状に悩まされ、治療が難しいと言われています。黄斑色素は、年齢と共に減少しやすく、60歳以上は20歳代、40歳代よりも色素量が少ないことが明らかになっています。この色素量が少ないと、「加齢黄斑変性」のリスクを増やすとの報告もありますので高齢の方ほどルテインを含む黄斑色素をしっかりと眼に蓄えておく必要があるとされます。

加齢黄斑変性の視界

加齢黄斑変性の視界
症状:中心が歪んだり、黒く見えたりします。
治療:効果的な治療法はありません。

ルテインを保護するには

眼の健康のためには、ルテインを常に補給しつつ、網膜にあるルテインを低減させないように、酸化ストレスや色素劣化の原因となる光を抑えていくことが重要です。
中でも、400~420nmの短波長で、高エネルギーを持つHEV(High Energy Violet Light)という可視光線の影響が大きく、網膜に強い酸化ストレスをもたらす波長域と言われています。それにより、ルテインの劣化が起きやすいという点も分かっています。
しかし、技術革新によって、従来のUVカット機能レンズでは防げなかった、このHEVを約94%カットする新素材のレンズが実現化しました。このレンズを装用することで、外部からの有害な光をカットし、ルテインの働きを保護することが期待できます。

ルテインが消耗する原因はHEV以外にも…

  • 加齢

    加齢
  • 喫煙

    喫煙
  • ストレス

    ストレス

「ルティーナ」= Lutein(ルテイン) + Retina(網膜)

「ルティーナ」は眼の網膜の健康を維持するために開発された、無色に近いメガネレンズです。通常の紫外線カット付きレンズの機能にくわえて、400~420nmのHEV光を効率的にカットすることができます。これにより、黄斑色素を保護する効果が期待できます。この「ルティーナ」を装用し続けることが、酸化ストレスを軽減し、ルテインを守っていく1つの解決策と言えます。

眼の健康を維持していくことは、今後の充実した生活のために必要不可欠な要素です。
積極的にルテインを補う食生活を意識しつつ、それを豊富に保つため、有害な光からルテインを守っていく保護レンズをおすすめいたします。
体の内側と外側の両方から、ご自身の健康をケアしていくことが大切です。

「ルティーナ」= Lutein(ルテイン) + Retina(網膜)

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