File 02_デザイナー
溝端 貢さん(49歳)

デザイナー 溝端さんに
Personal Directionを体験した感想をいただきました。
― 今までの眼の課題はなんですか?
細部の美しさを出さないとデザインって完成しないので、作業をする際にその部分をすごく気にしていました。


パソコンでデザインを行います。パソコンなので画面を拡大したらいくらでも読めてしまうので、それにより問題が起こる可能性があるんですよね。デザインを出力をして確認することで見えてくる”サイズ感”とか”読みやすさ”みたいなのが結構あって、現物で判断しないといけない仕事なんですよね。

メガネが常時必要な中度の近視と乱視をお持ちで、右目がやや強度の乱視です。
調節力が同年代の平均より弱く、見たい距離の33cmにピントを合わせるには2.5Dの調節力が不足しています。
近距離を見るために、レンズによるサポートが必要なレベルになっています。

溝端さんは普段、メガネとコンタクトをシーンに合わせて使い分けをされています。
普段の仕事中はメガネ、休日はコンタクトと日によって使い分けるスタイルです。
また休日は創作のアイデアや感性を磨くため、休日は美術館や博物館などへ美術品を鑑賞にしに行くそうです。
メガネの見え方は1.5m~80cm 強であり、ご自身の作品の全体像は距離をとって見るのでそのまま見えるものの、細部を見る際は手に持った作品が「見づらいエリア」にあるため「メガネを外さないと見えない」ことをご認識いただきました。
コンタクトレンズの見え方では、90cm~50cm が「楽に見えるエリア」でした。
そのため展示室のガラス越しに近づいて見た場合に、美術品の細部のディティールはわかるが、少し離れて見た場合、全体像がはっきり分かりづらいという状態になっていました。

デザイナーの仕事と、感性を磨くうえで「快適に見る」ことは重要であることはご存知でいらっしゃいましたが、上記のように視界分析によって、今までなんとなく感じていた不具合が可視化されたと、ご納得されていました。
「細部のディテール」と「全体像」を両立する1.5m~40cmほどの視界をカバーするために、「中近両用」の「ワイドタイプ」のレンズ設計をご提案。「かなり楽に見える」とご評価いただき、このレンズをご選択いただきました。
美術館や博物館での見え方に関しては、遠方を重視したリラックス設計のレンズを別途ご提案させていただきました。
― 選んだレンズは?

視力測定やフィッティング、メガネの販売などお客様にお合わせしたメガネを作製・販売するにあたって必要な知識と能力を習得した、いわば「メガネの総合エキスパート」です。
― Personal Directionを体験してどうですか?
以前は眼鏡を外してデザインを確認していました。そうすると手元は見えるけど、全体像は見えなくなるんですよね。自分が年齢の調節力よりもかなり劣っていたっていうのが、そもそも気づいてなかったから、それを気付けたのが結構大きくて。


Personal Directionで調整していただいた眼鏡だとものすごく見えましたね。最適視界だと全体も見えるし、細部を見えるクオリティーコントロールしやすくなりましたし、視界が気持ちよくなりました。
それぞれの生活シーンに合わせた
レンズなので見やすく疲れにくい