メガネが曇る原因とは? マスク着用時にできる曇り止め対策とおすすめグッズを紹介

2026.02.09

グッズ・小物
メガネをかけてマスクを着けると、マスクが曇って困る……。マスクを着ける機会が増える冬場や花粉の時期に多いお悩みですが、「仕事中に曇りが気になって集中できない!」という方も多いのではないでしょうか。

本記事では、メガネが曇るメカニズムや簡単な曇り対策、曇り止めグッズの使い方をプロの目線でご紹介します。
INDEX

    冬場にメガネが曇るのは、レンズと空気の温度差が原因

    寒い季節、メガネユーザーにつきものの悩みといえば「メガネレンズの曇り」です。

    特に、マスクを着けている時や屋外から暖房の効いた室内に入った時、温かい食べ物・飲み物を口に運ぶ時など、寒い季節は事あるごとにメガネが曇りがち。このせいで、冬場のメガネにうっとうしさを感じてしまう方もいるかもしれません。

    こういったレンズの曇りには、レンズと、その周辺の空気との温度差が関係しています。

    寒い季節になると、冷たい外気に触れることでメガネのレンズが冷やされます。そうやって冷えたレンズに、暖房の効いた屋内や、自分の吐いた息(呼気)といった温かい空気が触れることで、空気中の水蒸気が冷やされ水滴に。それがレンズ表面に付着することで、「曇り」となるのです。

    ちなみにこれは、冷たい水を入れたコップの表面や、冬の朝、窓ガラスに水滴がつく「結露」と仕組みは同じ。暖かい季節にレンズが曇りにくいのは、外気とレンズとの温度差が少ないからです。

    そして、レンズの表面に汗や細かいホコリがついていると、水の微粒子がつきやすくなり、こちらもメガネが曇る原因になります。

    マスク着用時のメガネの曇りは、温かい呼気が原因

    マスクをしている時は季節を問わずレンズが曇りやすくなりますが、寒い季節は特に注意が必要です。

    マスクを着けている時、私たちの呼気は普段より温かくなりがち。そのうえ呼気がメガネの周りに留まりやすく、マスクを着けていない時よりもレンズが曇りやすい状況ができてしまうのです。

    「冷たくなったレンズ」と「温かい空気」によって引き起こされるレンズの曇り。「レンズを冷やさない」のも「温かい空気に触れない」のも日常生活では困難ですので、それぞれ対策をして、レンズを曇りにくい状態に保ちましょう。

    マスクの上部を内側に折ってみる

    曇り止めグッズが身近にない時にできる簡単な方法が、「マスク上部を内側に折り込むこと」。マスクの上部1~2cmを内側に折り込むことで、呼気がマスクの上部から漏れにくくなり、レンズが曇るのを多少抑えられます。

    ただし、マスクを折った分だけサイズが小さくなるため注意が必要。やや大きめのマスクをつける場合におすすめです。また、素材によっては折りにくいこともあります。使い捨ての不織布マスクに向いている方法でしょう。

    マスク上部にティッシュを添える

    さらに、四つ折りにしたティッシュをマスクの内側上部に当ててつけると、暖かい呼気に含まれる水分をティッシュに吸収させることができ、レンズが曇りにくくなります。

    マスクの幅に合わせてティッシュを折れば、見た目も大きく気になることはありません。ティッシュが湿ってきたら交換することもできる、衛生的な方法です。

    曇り止め対策には、レンズをきれいに保つのも大切

    曇りが気になる時期は、普段よりも意識してメガネをきれいに保つようにしましょう。メガネの汚れが気になったら効果的なのが、「メガネの水洗い」です。

    水道水でメガネ表面の汚れを洗い流し、ティッシュペーパー等で抑えるようにして水気を切ったら、最後にメガネ拭き(クロス)で磨き上げ。最初に水洗いすることで、レンズに負担をかけず汚れを洗い流すことができます。

    あると便利な、メガネの曇り止めグッズ

    メガネの曇りは、市販されている曇り止めグッズを使ってケアすることもできます。

    メガネの曇り止めグッズには、拭いて使える「クロスタイプ」や、レンズに吹きかける「スプレータイプ」など、様々なものがあります。効果や使い勝手に合わせて、使用するグッズを選びましょう。

    以下で、パリミキおすすめの製品と、それぞれのグッズの特徴と使い方をご紹介。自分のメガネや生活スタイルに合ったグッズをデスクやカバンに忍ばせておけば、シーズン中は大いに活躍してくれるでしょう。

    ※曇り止めグッズを使う際は、必ず使用説明書をご確認ください。レンズの種類によっては、使用を推奨していない場合があります。また、曇り止めグッズはスノーゴーグルやヘルメットのシールドに使われることもありますが、以下で紹介しているものはそれらには使えない場合があります。

    ①曇り止めドライクロス

    レンズをさっと拭くだけで、一時的に曇り止めの効果が得られる曇り止めクロスです。価格もお手頃なので、手っ取り早く「メガネの曇りを何とかしたい」方におすすめです。

    外出前にひと拭きすれば、電車の中でもメガネが曇らず快適に過ごせます。ただし、効果はあまり長持ちしないので、レンズが曇るようになってきたらその都度拭き直しましょう。

    【一般的な使い方】

    1. レンズやクロスに、ホコリや砂などの異物が付いていないか確認します。異物が付いている場合はレンズを水洗いしてから、水気を拭き取りましょう。
    2. レンズに息を吹きかけたら、レンズの両面を10秒間ほど軽く拭いてください。
    3. まだレンズが曇るなら、再度息を吹きかけてレンズを拭き、曇らなくなるまで繰り返します。
    4. 使い終わったクロスは、チャック付きの袋に入れて保管しましょう。

    パリミキでは、使用回数や期間によって選べる、2種類のドライクロスを用意しています。

    くもり止めドライクロス

    簡易的な使用に向いているのが、こちらの「くもり止めドライクロス」。

    小さめのクロス3枚入りです。使用回数の目安は1枚あたり約25回で、毎日1回拭くなら2カ月半は使用可能。感染症や花粉対策で一時的にメガネを使用する方にも向いているでしょう。かさばらないので持ち運びにも便利です。

    フォグストップクロス

    「フォグストップクロス」は、長期的に使いたい方に最適な曇り止めクロスです。使用回数の目安は約300回で、1日1回の使用なら10カ月ほど使用可能。サイズは曇り止めドライクロスよりも大きめなので、しっかり拭けて使いやすいのが特徴です。

    専用のケースが付属していて、清潔に保管できるのも嬉しいポイントです。

    ②曇り止めウェットシート

    曇り止め用のウェットシートは、1枚で曇り止めとクリーニングが同時にできる便利なシートです。速乾性のあるセミウェットタイプで、仕上がりが早いのが特徴。普通のメガネ拭きでは落としにくい皮脂汚れも、さっと一拭きできれいになります。

    ドライクロスと比べて曇り止めの効果が長持ちするため、「1日に何度もお手入れするのは面倒」という方にもぴったりです。

    【一般的な使い方】

    1. レンズの両面を優しくなでるように拭き取ります。
    2. シートを折り返し、未使用の面で液を塗り広げましょう。
    3. 拭き終わってから少し乾かします。

    くもり止めシートクリーナー

    パリミキの「くもり止めシートクリーナー」は、20包入りの使い捨てタイプ。曇り防止はもちろん、汚れを落とすのにも使えます。1枚ずつ個包装されているので、清潔かつ携帯にも便利です。パッケージの内面をアルミでコーティングしているため、密閉性にも優れています。

    成分には曇り止めに有効な界面活性剤と、非イオン系活性剤を使用。また、エチルアルコールを配合し、皮脂汚れに対する洗浄効果や除菌効果を高めているのも特徴です。プラスチックレンズや撥水コートレンズ、水やけ防止コートレンズ、マルチコートレンズなどに使用できます。

    ウェットシートを取り出したら、薬液が乾かないうちにレンズ面を拭きあげてください。拭き筋が残る場合は、さらに軽く拭きあげましょう。

    速乾性なので、乾拭きの必要はありません。優れたくもり止め効果に加え、除菌効果があります。

    ③くもり止めスプレー

    曇り止め用のスプレーは、ウェットシートと同様、曇り止めとクリーニングの両方の効果があります。スプレーをシュッとひと拭きし、ティッシュで拭くだけです。使用後に液を乾燥させる時間が必要ですが、シートと違って何度も使えるため、コスパ重視の方におすすめです。

    【一般的な使い方】

    1. レンズに異物が付いていないことを確かめてから、レンズの両面にスプレーを噴射します。
    2. 液を指の腹でなじませ、ティッシュで拭き上げたら完了です。

    くもり止めクリーナー

    パリミキの「くもり止めクリーナー」は、レンズに優しい中性タイプのスプレーです。皮脂や汗による汚れを落としつつ、同時に曇り止めの膜を形成し、気温差によるレンズの曇りを防ぎます。除菌効果もあり、レンズを清潔に保つのにも効果的です。

    洗浄効果や除菌効果のあるアニオン系界面活性剤と、エチルアルコールを配合。曇り止め成分としてフッ素系界面活性剤も使用しています。

    スプレーのポンプは、比較的粒子の小さいミストが均一に噴射される仕組みになっています。さらに、ポンプ部分に指が収まるくぼみを設けることで、メガネを外した状態でも噴射口の位置をわかりやすくしています。

    なお、くもり止めクリーナーは、メガネ拭きのような拭き取る力の強いクロス等を使用すると、くもり止めコート膜をかき取ってしまうおそれがあるので、ティッシュペーパーでふきとるのがおすすめです。

    ④くもり止めジェル

    曇り止め効果の高さと持続性を重視する方には、ジェルタイプがおすすめです。冬場に屋外で作業したり、営業で外回りしたりするなど、レンズが曇りやすい環境でメガネをかけることが多い方でも、快適な視界を維持できます。

    【一般的な使い方】

    1. レンズに異物が付いていないことを確かめてから、レンズの両面にジェルをのせます。
    2. ジェルを指の腹で軽くなじませ、ジェルが少し乾くまで待ちます。
    3. ティッシュで優しくジェルを拭き取ったら完了です。

    くもり止め強力ジェル

    パリミキの「くもり止め強力ジェル」は、一般的な曇り止めジェルと異なり、拭き取る前に乾かす必要がありません。ジェルをのせたら、ティッシュや柔らかい布で塗り込むだけで、レンズの表面に強力な被膜を形成し、レンズの曇りを防いでくれます。

    耐久性はメーカー従来品と比べて約3倍と強力ですが、成分はレンズに優しい中性タイプなので、安心してお使いいただけます。高性能のジェルタイプは値段が高めのものが多い中、パリミキのくもり止め強力ジェルは1本で約100回使用できる、お財布にも優しい商品です。

    使い方は、レンズに米粒大のジェルをのせ、ティッシュなどで塗り込むだけ。スプレーのように周囲に飛び散る心配もありません。

    しっかり対策をして、曇りに悩む時期も快適に過ごそう

    パリミキ店舗では、曇り止めレンズや曇り対策グッズをご用意しています。メガネの無料クリーンサービスも実施していますので、どうぞお気軽にご利用ください。

    商品の在庫状況は、お近くの店頭にお問い合わせください。

    ※本記事は2020年11月9日に公開した分を、2026年2月9日に更新したものです。

    • 編集=ノオト
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