メガネ(眼鏡・めがね)のPARIS MIKI

キレイなメガネで快適に。自分でできるメガネの洗浄方法と店舗でのメンテナンス

2021.04.05

フレーム

メガネは毎日使うため、どうしても汚れがつきやすくなります。とはいっても顔にかけるものですから、いつもきれいな状態で使いたいですね。
大切なメガネを長く快適にお使いいただくためには、定期的なメンテナンスが必要です。ここでは、メガネを洗浄する方法や保管の仕方などについてご紹介します。

メガネは、レンズやフレームはもちろんのこと、鼻に直接当たるパッド部分などのお手入れしづらい細かな部分にも汚れがつきやすいものです。
メガネが汚れる主な原因としては、手や顔の皮脂汚れ、化粧品などの油汚れが挙げられます。お化粧をする方ならマスカラを塗った長いまつげがレンズの裏側に触れたりして汚れることもあります。ほかには、空気中に飛散しているほこりや花粉、汗や涙、お料理をするときの油はねが付着することなども、汚れの原因となります。

メガネを快適にお使いいただくために、メガネを定期的に洗浄することをおすすめします。
ご家庭でメガネをきれいにする方法として、水洗いする方法と、市販のクリーナーを使う方法があります。メガネは水洗いできないと思っている方も多いようですが、べっ甲フレームや木のフレームなど、特殊な素材でなければ、多くのフレームは水洗いが可能です。
まずは水洗いの方法についてご紹介します。

メガネを洗浄するためには、以下ものを用意しましょう。

・中性洗剤(キッチン用洗剤)
・ティッシュペーパー(または、清潔なタオル)
・(もしあれば)メガネクロス

上記の3点があればメガネの洗浄は可能です。メガネクロスはあれば尚良いですが、なくても問題ありません。

まずは中性洗剤を使った洗浄の手順を見ていきます。

Step1.中性洗剤で水洗いする

まず、メガネを軽く水洗いしてホコリなどを落とします。水洗いの際は、水、またはぬるま湯を使用してください。メガネを傷める可能性があるので、温度の高いお湯で洗うのはおすすめできません。
次に、洗面器などに水を張り、中性洗剤を数滴たらして、かきまぜます。その中にメガネを入れ、傷つけないように指の腹でていねいに洗います。
中性洗剤を使う際は、必ず水で薄めてから使うようにしてください。レンズに直接洗剤の原液を垂らすとレンズに悪影響を与える場合があります。
中性洗剤をお使いいただくことで、皮脂や化粧品などの油汚れをすっきり洗浄することができます。

Step2.水分を拭き取る

メガネの洗浄が終わったら、ティッシュペーパーなどの吸水性の高い素材で水気をしっかりふき取りましょう。その後、もしあればメガネクロスでふきあげるとよいでしょう。メガネクロスは大判のものが便利です。

メガネには細かい部分が多いので、しっかりと水分を拭き取り、水気が残らないようにしましょう。

水洗いができないときには、メガネクリーナーとメガネクロスを使って簡単にきれいにすることができます。

Step1.クリーナーをスプレーする

レンズにほこりや異物が付着していないことを確認してから、クリーナーをレンズの両面にスプレーしてください。
そして指の腹でやさしくクリーナーをなじませてください。

Step2.メガネクロスで拭き取る

ティッシュペーパーやメガネ拭きなどで、レンズをふきます。その際に拭くレンズと同じほうのフレームをもつようにするとよいでしょう。
また最後にフレームもふきあげるようにしてください。

繰り返しになりますが、メガネを洗浄するときには、お湯を使わないようにします。
また、洗剤は必ず中性のものを使いましょう。アルカリ性・酸性の洗剤を使うと、レンズ表面のコーティングに悪影響をあたえることがあります。

さらにプラスするならば、超音波洗浄機を使う方法もあります。超音波洗浄機とは、超音波により振動させて汚れを浮き上がらせて洗浄する機器です。メガネ以外にも腕時計やアクセサリーなども洗浄できるお役立ちアイテムです。
超音波洗浄機はメガネ以外にも使用できる便利な機械ですが、メガネに使うときにはいくつか注意が必要です。
例えば、べっ甲や、革製、木製などのメガネには使用できません。また接着、接合した宝石や、表面硬度が柔らかい宝石類などにも使用できませんので、メガネに使用されていないかどうか、ご確認ください。
レンズなどに傷が入っている場合、超音波洗浄機を使用すると、レンズにダメージを与える場合がありますので、ご注意ください。

メガネを保管する際は、基本的にメガネケースに入れるようにしましょう。メガネ拭きなどを入れてレンズ部分を下向きにして置くようにします。レンズ部分をメガネ拭きで包むようにしてもいいでしょう。
ケースに入れずにちょっとだけ机に置く、というような時は、レンズの凸面を必ず上に向けるようにしてください。下に向けておくとレンズに傷がつく原因になります。
また直射日光にあたるような場所は避けてください。車のダッシュボードなどに置きっぱなしにするのもよくありません。
少し面倒かもしれませんが、メガネはデリケートです。使用されない時はケースに入れて保管することをお勧めします。

メガネを丁寧に扱っていても、フレームが広がってきたり、ネジが緩んできたりすることがあります。そんなときは、メガネ店にお持ちください。汚れやすい部分(鼻パッドなど)のクリーニングや部品交換にも対応してもらうことができます。

メガネをきれいに保つためには、日頃から正しい使い方をすることが必要です。また、メガネは日常的な洗浄だけでなく、定期的にメンテナンスすることでより長期間にわたって快適にお使いいただくことができます。パリミキの店舗では、メガネの定期メンテナンスを行っております。メガネのフィッテイング、ネジの交換、クリーニングなども実施しています。ぜひ、パリミキの店舗へお気軽にお越しください。

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