パソコン作業による疲れ目の原因とは? 疲れ目をサポートするレンズの選び方
2021.10.25
長時間パソコン作業を行っていると徐々に目が疲れ、頭痛や肩こりの引き金になることがあります。こうした症状はなぜ起こるのでしょうか。疲れ目の原因と、疲れ目をサポートするための上手なレンズ選びとアイケアのポイントについて、ご紹介します。
多くの人が頭を悩ませる疲れ目ですが、実は老眼の症状が出る前と後で、その原因は異なります。老眼が始まる年齢は人それぞれですが、だいたい40代後半以降になると手元の見えにくさを感じる人が増えると言われています。老眼前後に分けて解説します。
老眼が始まると、カメラに例えるとレンズの役割を果たす「水晶体」の弾性が低下し、毛様体筋の動きも徐々に低下します。その結果、近くにピントをあわせるための調節力が衰えてしまった状態が老眼です。これを補うために多くの人が利用するのが、老眼鏡です。
手元が見えやすいように作られている老眼鏡ですが、快適に使用するために、よく見える範囲があることを覚えておくとよいでしょう。老眼鏡は近くのものを見ることに適していますが、遠くのものは見えません。
また度数によっては、ちょっと離れた距離(デスク周りからその少し先)のもの、ちょうどパソコンを使う距離くらいにピントをあわせるのが難しくなることがあります。よく見える位置を探したり、合わないレンズを使っていると目の疲れを感じることがあります。
※老眼の初期症状が現れた場合は自己診断をせず、まずは眼科医に相談して正しい対処をすることが大切です。
日常生活には便利なコンタクトレンズですが、長時間パソコン作業をしていると徐々に目の不快感が募り、疲労につながるケースも少なくありません。その理由として、パソコンを集中して見続けることでまばたきが減少して目が乾燥状態となり、装用感が悪くなることなどが挙げられます。
疲れ目を回避するためにメガネを見直すならば、まずは今使っているメガネの度数が適切であるか視力測定するのがおすすめです。
現在の視力に適したメガネを着用しているにも関わらず、疲れ目を補うことができない場合は、「遠くまでよく見える度数のメガネ」と「パソコン作業用の度数を抑えたメガネ」を2本作り、用途に応じて付け替えるという選択肢も。しかし、できれば1本のメガネで日常生活をすべてカバーしたいのが本音という人も多いはず。
その際おすすめなのが、遠くも近くも見ることができる「サポートレンズ」と呼ばれるメガネです。パリミキでは、疲れ目サポートレンズ「スマホイージー」として商品展開しています。
パソコンの文字サイズを小さい設定にしていると、気づかないうちに目を酷使することにつながります。そもそもパソコンのモニターサイズが小さいことが、その原因になっている場合もあるでしょう。日常的に長時間パソコン作業を行う場合は、一度文字サイズやモニターのサイズを見直してみてもいいかもしれません。
パソコン作業に集中して長時間画面から目を離さないでいると、毛様体筋の緊張が続いて疲れ目が起こりやすくなります。目安として、1時間に10分から15分程度は画面から目を離して、休憩をとるようにしましょう。また、目の疲れに効果が期待できる点眼薬や飲み薬を使用する、まぶたを冷やしたり温めたりするシートを活用するなど、自分に合ったケアを取り入れてみましょう。
パリミキ各店舗では、目の疲れで悩む方に向けてビジュアルライフケア測定を行なっています。スマホ老眼を補うための提案や目によい食べ物やストレッチの紹介など、多面的かつ総合的な対策をご提案します。お気軽にお近くの店舗にお越しいただき、測定を受けてみてはいかがでしょうか。
メガネを一度作ると、視力の変化などに気がつかないまま長期間使い続けてしまう人も多いかもしれません。しかし、できれば定期的に店舗でメンテナンスや度数の確認を行うのが理想的です。
パソコン作業の多い方などで、疲れ目を感じているのであれば、メガネの度数が今の生活スタイルに合っていない可能性も考えられます。ぜひ一度、店舗のスタッフに相談してみてはいかがでしょうか。
(取材・執筆:波多野友子 編集:ノオト)
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