メガネ(眼鏡・めがね)のPARIS MIKI

大切なメガネを正しく保管するための「メガネケース」の選び方

2022.06.06

グッズ・小物

就寝時や移動中など、メガネの保管・持ち歩きに欠かせない「メガネケース」。デザインも素材も、さまざまな種類が展開されています。大切なメガネを少しでも長く使うため、保管するメガネケースにもこだわりたいところ。今回は、メガネケースの選び方、正しい使い方をご紹介します。

メガネケースは「メガネを安全に保管」するために使用します。就寝時や移動時、またメガネやサングラスを複数本愛用されている場合、使っていないメガネをメガネケースに入れておくことで、傷やホコリから守ることができます。
メガネケースは、メガネ購入時にもらえるサービス品を使っている方も多いでしょう。しかし最近は、形や柄などが多様でおしゃれなメガネケースが販売され、選択肢が広がりました。毎日使うものなので、少しでも気持ちが上がるアイテムを使いたいですよね。

メガネケースは、持ち運びに便利な軽量なものから、インテリアとして映えるものまでさまざまな種類があります。それぞれの特徴をチェックしていきましょう。

メガネを一番安全に保管できるメガネケース。衝撃にも強い作りになっているので、移動中のカバンの中や、旅行時のスーツケースに入れても安心です。メガネ購入時のサービスケースとしても多く提供されています。

かさばらずに持ち運べるのが、折りたたみタイプのメガネケースです。メガネやサングラス着用時にはコンパクトに持ち歩け、外した後はセミハード程度の丈夫さでメガネを入れておくことができます。ハードタイプに比べると、やや衝撃に弱い作りですが、強い力を加えなければ安全に持ち運びが可能です。

最も軽量で手軽なのがソフト(巾着)タイプのメガネケースです。ハードタイプと比べると衝撃から守る機能は低いですが、ホコリからレンズをしっかり守ってくれます。仕事のときだけメガネを使う人は、ソフトケースに入れてデスクの引き出しにしまってもよいでしょう。

入浴時、睡眠時などを除き、ほとんどの時間メガネをつけている方におすすめのスタンドタイプ。何の気なしにメガネを置いておいたら、どこに置いたかわからない、気づかずに踏んでしまったなど想定外のことも起こります。決まった置き場所を作れるスタンドタイプであれば、置き忘れも防げ、メガネを安全に保管することができます。

メガネを複数お持ちの方には、見栄えよくひとつに収納できるコレクションBOXもおすすめです。ジュエリーケースのようなものや、小さな棚のようにおしゃれに収められるものまで、お部屋のインテリアや用途に合わせて選べます。

メガネケースは、プラスチック素材のほか、布や革といった素材の商品も展開されています。利用シーンや目的に合わせて、お好みのメガネケースを選びましょう。経年変化を楽しむ革素材などは適切にお手入れすることで、長く使い続けることができます。
ただし、一般的なハードケースの場合、長年使用するとバネが壊れて飛び出したり、バネが緩みバッグの中などで勝手に開いてしまったりすることがあります。メガネに傷がつくことがあるので、壊れてしまったメガネケースは新しいものに替えましょう。

【メガネケースにメガネを入れる手順】

1) リムを持ち、左からツルをたたむ
2) メガネ拭きをメガネの下に敷く
3) レンズを下向きに入れ、やさしく上部を閉じる

ツルは左からたたみ、ケース内ではレンズを下向きに

基本的にメガネのツルは左から折りたたむと収まりがよく、フレームへの負担が軽減されるように設計されています。メガネ拭きを敷いて、レンズを下向きに入れるのは、衝撃からレンズを守るため。上から物が落ちてくるなど想定外のことが起きても、レンズに傷が付くのを防いでくれます。また、ケースを閉める際にも、フレームやレンズが挟まらないよう丁寧に閉じることを心がけましょう。

大切に保管するためには、大きくて頑丈なメガネケースがいい! と思うかもしれませんが、理想は「メガネ1本がぴったり収まるサイズ」。複数のメガネをひとつのケースに入れたり、大きすぎるケースを使用したりすると、移動時にケース内でカタカタと動き、傷つきや破損の原因に。プレゼントや通販で購入する際には、サイズも気をつけましょう。

メガネについている水分に要注意

「メガネケースに入れておけば安全」というわけではなく、保管前のお手入れにも注意が必要です。水分がついたままのメガネをメガネケースに入れてしまうとケースの劣化につながります。メガネを洗ってからメガネケースに入れる際は、レンズやフレームについた水分をしっかり拭き取ってから保管しましょう。

高温多湿の場所での保管はNG

運転時にメガネをかけている方は、車の中にメガネを置いたままにしているかもしれません。真夏の車内など高温な場所に放置していると、レンズ表面のコーティングにヒビができたり、フレームが歪んだり、劣化・破損の原因に。メガネは熱に弱いので、なるべく温度変化の少ない場所で保管するようにしましょう。

パリミキ店舗では、ケースの販売も行っています。店頭にある商品以外にもご希望に合わせてお取り寄せも可能ですので、メガネケースの新調を検討されている方もお気軽にお立ち寄りください。
(取材・文=つるたちかこ / 編集=ノオト)

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