ストレスフリーでファッショナブルな「跳ね上げ式メガネ」とは? 使い方や種類を解説
2024.05.13
レンズ部分を上げ下げできる「跳ね上げ式メガネ」。近年デザイン性が高くオシャレなフレームが増えており、サングラスや老眼用としても楽しめるアイテムです。
今回は、跳ね上げ式メガネの特徴や使い方、おすすめのフレームをご紹介します。
跳ね上げ式メガネとは?
跳ね上げ式メガネとは、必要に応じてレンズ部分を跳ね上げ(上げ下げ)できるメガネのこと。歴史は古く1800年代に発案されたといわれています。
遠近両用レンズができる前は、老眼用として使われることが多いメガネでした。映画やドラマで見かけたことがある人もいるかもしれません。
現在では、ストレスフリーかつ日常使いしやすいアイテムとしてどんどん進化を遂げています。レンズは用途に合わせて自由に選ぶことが可能。眩しさを軽減するためにカラーレンズを入れて使う人や、ファッションアイテムとして取り入れる人も増えてきました。
「オシャレな老眼鏡」としても存分に楽しめるので、メガネや持ち物にこだわりがある人におすすめです。
跳ね上げ式メガネの種類とメリット
ここからは、跳ね上げ式メガネの種類とメリットをご紹介します。
跳ね上げ式メガネは2種類
跳ね上げ式メガネには、左右1枚ずつ合計2枚のレンズを跳ね上げて使う「単式」と、本体レンズに加えて左右1枚ずつ合計4枚のレンズが付いた「複式」があります。
単式は、老眼用やサングラスとして日常的に活用できます。
- 単式を老眼用として使う場合
- 老眼鏡は手元を見るためのメガネなので、遠くを見る際は外す必要があります。ですが跳ね上げ式であれば、かけたままレンズの使用・不使用が選択できるため、かけ外しする手間が省けます。
- 単式をサングラスとして使う場合
- 例えば、運転中に日差しが眩しいときはレンズを下ろし、トンネルのような暗い場所を走行する際はワンタッチで跳ね上げるような使い方が可能です。
- さまざまな組み合わせが可能な複式
- 複式は、度付きレンズとカラーレンズを併せて使いたい方におすすめです。レンズが二重に重なるため、単式よりも重さが出てしまいますが、さまざまな組み合わせができ、ご自身の生活スタイルにフィットした楽しみ方が可能です。
跳ね上げ式メガネのメリット
一番のメリットは、メガネのかけ外しによるストレスがなくなることでしょう。常にメガネをかけておけるため、「どこに置いたか忘れてしまった」「メガネを無くしてしまった」といった紛失の心配もなくなります。
また、老眼鏡を外す際、完全に外し切らずにおでこや頭の上に置く習慣があると、次第にフレームが広がっていき、メガネのかけ心地に影響が出ることも。そんな方にも跳ね上げ式はおすすめです。ワンタッチで操作できるため、スマートな所作振る舞いを演出できるのもメリットです。
パリミキおすすめの跳ね上げ式メガネ
丸みのあるレンズで優しい印象に「CAF-1182U」
さまざまなシーンで使いやすいフレーム。丸みあるボストン型(丸みのある逆三角形)は、優しく知的な印象を与えてくれます。フレーム上部とテンプルはトートイス(べっ甲)素材なので、カジュアルなファッションにも合わせやすいでしょう。
クラシカルなデザインが大人っぽい「CAF-1183M」
ビジネスシーンでも使いやすい「CAF-1184M」
フォーマルなシーンにぴったりなグレーのフレーム。横長で角があるスクエア型(四角)は、顔の印象を引き締め、洗練された印象を与えることができます。跳ね上げ式メガネをスマートに使いこなしたい方におすすめです。
定番フレームで普段使いでさりげなくオシャレに「CAF-1186M」
人気の黒いウェリントン型(丸みのある逆台形)のフレーム。一般的なメガネと大きく印象を変えないまま、オシャレに使いこなすことができます。メガネ初心者さんにも使いやすい1本です。
お手入れのポイントは?
日常のお手入れは一般的なメガネとほとんど変わりません。
ただし、レンズを跳ね上げたままキープする構造は、長く使い続けるうちに緩みが生じることがあるため、こまめなメンテナンスがおすすめです。少しでもかけ心地に変化があれば、お近くのパリミキにお気軽にお立ち寄りください。
まずは店頭で「試着」してみよう
跳ね上げ式メガネは、実際にかけてみるとより快適さを実感いただけるはず。全国のパリミキ店舗では、すべてのメガネがそれぞれの商品ページから「試着」が可能。最大3本まで試着することができます。
当日はスタッフがご試着をサポートさせていただき、購入しなくてもキャンセル料は発生しません。初めて跳ね上げ式メガネをかける方でも安心してチャレンジできます。
ファッショナブルに、そしてストレスなく快適なメガネライフを送りたい方はぜひ一度パリミキへお越しください。
- 取材:文=つるたちかこ
- 写真=舛元清香
- 編集=ノオト