メガネ(眼鏡・めがね)のPARIS MIKI

パリミキの訪問サービス

2019.09.01

パリミキが移動型店舗をはじめたきっかけは、東日本大震災でした。1991年島原雲仙普賢岳の大火砕流災害に始まり、数々の被災地での支援活動からライフラインとしてのメガネの大切さを痛感し、災害に備えて準備していた緊急用メガネと物資をお届けに避難所や仮説住宅を訪問しました。
しかしながら、「これはあくまでも急場しのぎのメガネでお一人おひとりにお合わせするメガネではない。被災したお客様のもとへお店ごと行けたら、もっとお役にたてるのに」という社員の意見と願いから、2012年10月に訪問サービスが誕生しました。
有事以外では、さまざまな事情でお店にご来店いただけないお客様のもとへ専任スタッフがお伺いし、眼や耳の測定からご利用中のメガネや補聴器の調整はもちろん、お客様のご希望により訪問先でご購入頂く事もできます。

訪問サービスがスタートして間もなく、徳島でも活動がしたいと手を挙げたのが新居田さん。
彼は訪問サービスができる前から、お客様の中には、何時間もかけて家族の車やタクシーに乗って店に来て下さる方がおられ、そのような方のもとへ自分から出向きたいと思っていたそうです。店では、「何かあったら来てください」と言ってしまいがちだが、そんな気楽に店舗へ出向くことが出来ない方もいらっしゃる。「ご来店頂けることへの感謝の気持ちが薄れているのではないか?」と考えることも多々あったようです。
今は、「何かあったら言ってくださいね。私が伺いますから。」と言うことができ、とても楽しく充実している、と笑顔で答えてくれました。

関西で唯一訪問サービスをしている上原さんは、メガネが好きで、フィッティングのプロフェッショナルです。いつも個性的なメガネを掛けていて親しみやすいゆるキャラクターなのですが、お客様が似合うメガネ(他人から褒められメガネ)選びの熱意には驚かされます。上原さんはメガネを見える道具だけでなく、掛けて愉しくなったり魅せられる嗜好品としてお客様にご提案しているのがよくわかるのです。
それから、メガネの掛け心地で重要なフィッティングに対する考えも深いものがあり、いつもお客様からフィッティング調整の予約で一杯になるのも納得です。

訪問サービスは全国の23エリアで31名のスタッフが活動をしています。
ご自宅や施設で訪問サービスを受けてみたい方は、ホームページの活動エリア一覧をご確認のうえ、お気軽にお問合せくださいませ。

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