\アラフォー世代必読/
初めての遠近両用メガネ 後編
視力測定結果から最適なレンズ選びと遠近両用メガネの使用感をご紹介!
2024.11.29
夕方ごろになると現れるデスクワーク中のかすみ目や、視力が落ちたような感覚など。アラフォー世代なら経験があるかもしれません。メガネの度数を上げる前に一度試していただきたいのが 「遠近両用メガネ」です。
前編では店頭でのメガネデザイン選びから、視力測定までの様子を紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
N:視力測定・分析の結果…
やはり気にされているとおり、手元の距離にピントを合わせる力が若干落ちているようです
U:わっ やっぱりそうなんですね
N:でもぜんぜん初期の段階です、手元の見えづらさの進行はまだまだスタートラインですね
U:……
U:…もしかして まだメガネ作り変えなくても良いですかね?
N:いいえ! ここがポイントなんですが
私たちはそんなスタートラインの方にこそ、この遠近両用レンズをおすすめしています
N:目を酷使せざるを得ない、疲れ目は現代病
がんばりすぎる前に、疲れ目対策として遠近両用レンズを試していただきたいなと思っています
まだまだ遠近両用メガネは不要かな?と思ってしまいがちですが、生活に不自由を感じるくらいまで度が進んでしまってからだと、見えない時との度数の差がありすぎて、メガネに慣れるのに時間がかかってしまうのだそうです。
とくに普段メガネを掛けない方だと、メガネを掛けること自体にも少なからず違和感が出てしまうので、35〜40代くらいから少しずつメガネを掛けることに慣れていくのがおすすめとのことでした。
テスト枠といわれる黒いフレームにレンズを装着し、遠くと近くの距離が違和感なく見えるかを確認し、メガネに入れるレンズ度数を決めていきます。
N:では早速試してみましょう
U:あ、ちょっとだけくっきり見える感じが… する… ような? 手元というか、視界全体がいつもより楽に見えている感じがします
*見え方や感じ方には個人差があります
N:遠くは今までどおり同じ度数、そこに近くの距離を見る度数をすこし調整してみました
U:想像していたものより全然違和感がない、ナチュラル
N:ストレスに感じている手元距離の見え方を調整したことで、目が楽になった
なので見え方の違和感がなくなったという感じかもしれませんね
U:遠近両用レンズって、もっと視界がギラついて、めまいがしてしまう印象があったんですが…
N:実はいま「ライト遠近」というスタンダードな遠近両用レンズよりも軽めのレンズが出ていまして、
Uさんのような初めて遠近両用レンズを試される方の場合、エントリーモデルの「ライト遠近」をおすすめしています
N:あと、よく質問されるんですが、このよく見る遠近両用レンズの説明図の左右の下あたり
「少しボヤける部分」と書かれていますが掛けてみてどうでしょうか?
U:全然気にならないですね
N:顔を動かさずにわざと横目で見ようとすると、少しボヤけてしまうかもしれませんが
正しい掛け位置で着用されているぶんにはほとんど気にならないはずです
N:見たい方向に、目線だけでなく顔ごと向くように意識していただければ問題ないかと思います
慣れるまでは、足元を見る時など気をつけてくださいね
U:ちょっとだけコツがいるんですね
N:見え方のところではもうひとつ、メガネが正しい位置で掛けられているかが重要になってきますね
N:遠近両用メガネは、レンズの位置で度数がかわる特徴のレンズなので
瞳孔の正しい位置にレンズが合わないと、視界がクラクラして見えづらいメガネになってしまうんです
U:たしかに、レンズのしくみの図をみると「それで本当に見えるの?」って疑問でした
メガネの正しい着用位置を確認(アイポインター)
N:まずは、先ほどお選びいただいたメガネフレームを掛けていただいて、メガネを掛ける位置の調整(フィッティング)を行いますね
N:次に、メガネ位置の高さ、目とレンズの位置関係を… これで測定します
U:iPadで !? それは一体何ですか?
N:これは、「アイポインター」というものでパリミキ独自の測定ツールです
N:測定すると… こういうかんじです
U:あ! 目の位置とか耳の位置が数値になって表示されてる。定規を当てなくても位置を測ることができるツールなんですね。
…こうして見ると、顔って全然左右対象じゃないこともよく分かりますねw
N:おっしゃるとおり
みなさん目と耳の位置は左右対象ではないですので、このアイポインターを使って目とメガネとの位置関係を正確に数値化して
レンズの性能を最大限に発揮するポジションが瞳孔の位置にきているかを測定しているんです
N:フィッティングってメガネがずり落ちてこないためにするって思われがちなんですが
それだけじゃなく、レンズの機能が最大限に発揮できる位置にピッタリ合うようにすることが目的だったりするんですね
このピッタリ合う位置を「フィッティングポイント」と呼んでいます
U:(過去いろんなメガネを買ってるけど、メガネとレンズの位置をこんなに細かく測定されたことなかったなー)
N:しっかり見えるのは、アイポインターでちゃんとレンズの位置を合わせているから
そしてフィッティングで正しい掛け位置に調整されているからなんですね
N:位置が合っていないと、遠近両用レンズの性能を最大限に活かせなくなってしまうんです
N:過去に遠近両用レンズを試された方で「見えづらい」「合わない」と感じた方も
「ライト遠近」「アイポインターでの測定」で、もういちど遠近両用レンズを試してみていただきたいですね
U:あと「フィッティング」ですね!
…という感じでじっくり相談にのっていただき、視力測定〜フィッティングまで約40分ほどで終わりました。もう少しクイックに行うことも可能とのことでしたが、できれば時間に余裕を持って来店したほうがおすすめのようです。
オプティック パリミキはweb上から来店予約ができるので、このシステムを活用するのもおすすめです。
それから2週間ほどで遠近両用メガネが仕上がり、店頭へ受け取りに伺いました。*レンズメーカーの在庫状況にもよります
今までのメガネよりレンズが分厚くなってしまったり、歪んで目が小さく見えてしまうのでは? とすこし心配していたのですが、メガネを掛けた見た目もいままでの単焦点レンズ(近視のレンズ)と全く変わりませんでした。
その後3ヶ月ほど着用していますが、違和感や不自由などとくに感じることなく掛けられています。
遠くを見ているところから、手元のスマホへ目線を移動する時も、今まではじわじわピントが合ってくる感覚だったのが無くなったり、遠近両用メガネのおかげでストレスなく、自然体でいることができます。
今まで、知らず知らず目に負担を掛けていたんだな、目よゴメン! と反省しました(笑)。
アラフォー世代で、なんとなく目の疲れを感じている人は、いちどメガネのレンズを見直してみてはいかがでしょうか。
*遠近両用レンズの詳細は、各店舗スタッフへお気軽にお尋ねください
*目の見え方には個人差があります
*本コラムの取材内容にはプロモーションが含まれています
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