メガネ(眼鏡・めがね)のPARIS MIKI

第八回「ロービジョン・ブラインド 川柳コンクール」
開催のお知らせ

お知らせ

2025.12.03

画像①

株式会社 パリミキ(本社:東京都港区、代表取締役社長:恒吉裕司、以下「パリミキ」)は、2025年12月1日より第八回「ロービジョン・ブラインド 川柳コンクール」の募集を開始いたしました。

「ロービジョン・ブラインド 川柳コンクール」とは

本コンクールは、視覚障害についてお一人おひとりが置かれている様々な立場から、日々感じている出来事を川柳で表現し、社会全体で共感できることを目的としています。
そのため、視覚障害当事者の方だけでなく、医療・リハビリ関係者、ご家族、友人、さらには当事者の方と直接関わりのない方も含めたすべての方が応募いただけます。
今年は、昨年に続き厚生労働省の他、文部科学省にも新たに後援に加わっていただき、60を超える団体に協力いただきます。

【賞と副賞】

  • 最優秀賞(1作品)  パリミキギフトカード5万円
  • 各部門賞・各部門より優秀作品(合計3作品)  パリミキギフトカード3万円
  • 視覚障害リハビリテーション協会賞  パリミキギフトカード3万円
  • 日本眼科医会賞  (賞状のみ)

【応募期間】

【応募概要】

  • ①見えにくさを感じている方部門(視覚・色覚に障害のある当事者の方)
  • ②メディカル・トレーナー部門(医師、看護師、視能訓練士、歩行訓練士、視覚障害者に関わる教員、その他訓練施設等の先生方)
  • ③サポーター部門(家族、友人、職場の方、誘導ガイド、ヘルパー、商品開発、販売者などの支援者または一般の方)

【受賞作品の発表】

  • 優秀作品は、2026年3月末(予定)パリミキホームページ内、第八回ロービジョン・ブラインド川柳コンクールホームページにて掲載いたします。

第八回「ロービジョン・ブラインド 川柳コンクール」受賞作品

【最優秀賞】

読み返す 孫から点字の 年賀状

名前
ドランカーズ 様
部門
サポーター部門(一般の方)
解説
視覚障害のあるおばあちゃんに、孫が苦労して打った点字の年賀状が届きました。おばあちゃんは嬉しくて、毎日年賀状を読み返しています。

【見えにくさを感じている方部門賞】

待合で 肩借りる手を 温める

名前
武蔵野ゴリ庵 様
部門
見えにくさを感じている方部門(ロービジョン)
解説
病院の治療室では、目の不自由な私はスタッフの肩を借りて移動します。寒い季節に薄着のスタッフさんに冷たい思いをさせてはいけないと思い、私は待合室で外気とアルコール消毒で冷たくなった手を温めています。

【メディカル・トレーナー部門賞】

握る手の 強さで分かる 信頼度

名前
Y.T 様
部門
メディカル・トレーナー部門(視能訓練士)
解説
ロービジョン患者様を誘導する際に、初回誘導する方だと不安から腕を強く握られる事が多いが、何度も誘導している患者様だと軽く握られる手から安心して身を委ねてくださるのが分かり嬉しい気持ちになります。

【サポーター部門賞】

白杖に 「片手をどうぞ」 肩を出す

名前
いわG 様
部門
サポーター部門(一般の方)
解説
これまで街中で時々見かけたことはありますが、視力障がいの方に対して、積極的に声掛けをして、少しでも手助けが出来ればと思い句を作りました。

【NEXT VISION賞】

これまでを これからにする 杖と犬

名前
ほのぼの 様
部門
サポーター部門(一般の方)
解説
白杖と盲導犬が、これまでの生活をこれからの希望に変えてくれます。

【日本眼科医会賞】

足音で 「誰かわかる」に 驚いた

名前
りくぱぱ 様
部門
サポーター部門(ヘルパー)
解説
1人の視覚障がい者に対して複数名の支援者が入るのですが、その支援者の足音の違いだけで誰か分かると言っていたことに驚きました。人の数だけ足音の種類があるんだと知った瞬間でした。

審査委員長
八木健先生
経歴:元NHKアナウンサー、NHK「俳句王国」司会10年、元『川柳マガジン』選者、元愛媛新聞月刊誌『アクリート』川柳欄選者
現在:
日本農業新聞川柳欄選者、月刊俳句総合誌『俳壇』選者、愛媛CATV『八木健の川柳天国』主宰、愛媛CATV『八木健の俳句遊遊』主宰、滑稽俳句協会会長、俳句美術館館長、浪曲・虎造節保存会創立名誉会長
著書:
『八木健の川柳アート』『平成の滑稽俳句』『すらすら俳句術』『教師のための俳句読本』『こっけい俳句に咲くきりえ』 他

【本件に関するお問い合わせ先】

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