はじめての補聴器選びで知っておきたいことは? 器種の違いと自分に合う補聴器を見つける方法
2023.10.30
テレビの音が聞こえにくい、騒がしい場所で会話がしにくい、聞き間違えや聞き返すことが増えた、そんなお悩みはありませんか? 快適な毎日を過ごすためには、見えにくくなってきたらメガネの装着を検討するように、聞こえにくくなったら「補聴器」の使用を検討するのがおすすめです。
今回は、そんな聞こえにくさをサポートしてくれる、補聴器をはじめて選ぶ際のポイントをご紹介します。
実は、自らの「聞こえ」に悩んでいる人は決して少なくありません。
日本補聴器工業会が主体となって実施している調査「JapTrak2022」によると、日本の難聴者率(自己申告)は10%にもおよびますが、そのなかで補聴器を装用しているのはわずか15.2%(※)。
年々利用者数は増加しているものの、まだまだ補聴器を使わない人が多いのが現状です。
加齢による聴力の低下は、自然なこと。しかし放っておくと、「どうせ聞こえないから」とコミュニケーションをとるのが億劫になり、会話をする機会が減り、その結果、疎外感を感じるようになってしまうことも。また、ひとり暮らしの方は自分の耳が聞こえにくくなっていることに気がつかないまま過ごしている可能性もあります。
まずは、セルフチェックで「聞こえにくさ」を把握しておきましょう。
ご家族のなかに「話しかけても反応がない」「何度も同じことを聞いてくる」という方がいれば、聞こえにくさを感じているサインかもしれません。個人差はありますが、一般的には40〜50代ころから少しずつ聞こえにくさを感じはじめ、70歳前後で日常会話の聞き取りが難しくなっていくといわれています。
聞こえにくさを感じており、補聴器を購入するかどうかを悩み始めたら、まずは適切な医療機関を受診して医師の診断を受けましょう。
補聴器は、一人ひとりの聞こえ具合に合わせた調整が必要な「管理医療機器(クラスII)」。販売や調整などを行うのには、専門的な知識と技能が必要です。
パリミキでは、店頭での対面販売を基本とし、まずはお客様の耳の状態や病歴、家族構成や「聞こえにくさ」を感じる場面などを細かくヒアリング。その後、専用機器による聞こえのチェックを行い、お客様にあった補聴器をご提案します。
補聴器は大きく分けると「耳あな型」と「耳かけ型」の2種類に分類されます。それぞれのメリットをご紹介します。
補聴器の価格は1台あたり平均15万円ほど。今まで使ったことのない補聴器をいきなり購入するのはハードルが高い、と感じられる方も多くいらっしゃるでしょう。
そんな方におすすめしたいのが、補聴器のレンタルサービス。気軽でありながら、じっくり試すことができるので、購入前に自分に合う補聴器がどんなものなのかを見極めることが可能です。
パリミキでは、最短2か月から最長3年間、月額3,300円からのレンタルサービス「レンタル補聴器らくみみ」を提供しています。どの程度の音を聞き取れるようになりたいのか、自身の用途に合わせて、4つのコースから選ぶことができます。
補聴器を使い始めてからしばらくの間は、ご自身の聞こえの状況に合わせて、こまめに調整を行い、より快適な使用感を探っていくことが大切です。最初にしっかり調整をすることで、そのあとの使いやすさが変わってきます。
購入から1週間後、2週間後、1か月後、2か月後、3か月後のタイミングで、購入した店舗に来店して、専門スタッフに見てもらうのが安心。そのためにも、通いやすく、相談しやすい販売店で購入するのがおすすめです。
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