パリミキでできるメガネの修理・メンテナンス お気に入りの1本を手入れして長く使おう
2024.09.30
メガネを使っていると「踏んでしまった」「ぶつけてしまった」「落としてしまった」と壊れてしまうことも……。「もう使えない」と諦める前に、一度メガネ屋さんで修理の相談をしてみませんか?
パリミキでは、メーカーや販売店を問わずすべてのメガネの修理を受け付けています。店舗で受け付けているメガネ修理についてご紹介します。
※他店で購入したメガネでもできるだけ対応させていただきますが、特殊なフレームやデザインのものは修理をお受けできない場合がございます。ご了承ください。
例えば、フレームに取り付けられているレンズが、落とした時の衝撃やフレームの歪みで外れてしまった場合。レンズが割れていなければ、店舗で対応しています。
メガネのレンズが外れてしまう要因は、ネジやナイロン糸などの「パーツのゆるみ」、もしくは「フレームのゆるみ」(※1)の大きく分けて2種類。
レンズを支えるネジのゆるみが原因である場合は、店頭にてネジの締め直し、もしくは交換を行います(※2)。お店に在庫がないネジが必要な場合はメーカーからの取り寄せが必要になりますので、ご注意ください。
レンズの下半分をナイロン糸で支えているフレームの場合、ナイロン糸が伸びたり、切れたりすることでレンズが外れてしまうケースもあります。この場合は、店頭でナイロン糸の交換を行います。ナイロン糸はゆるみやすい部品であるため、レンズが外れていなくても半年に1回の交換がおすすめ。メガネのメンテナンス時と一緒に交換するのが安心かもしれません。
※1 詳しくは、後述の「フレームの歪みや、ゆるみ」をご参照ください。
※2 詳しくは、後述の「ネジ・鼻パッドなどのパーツが取れてしまった」をご参照ください。
メガネのフレームのフロント部分と、耳までかかるテンプルとの接合部分を「丁番(ちょうばん、ちょうつがい、ヒンジ)」と呼びます。掛け外しやテンプルを折りたたむ際など、常に負荷がかかる箇所であるため、使い続けているうちに丁番のネジがゆるみ、外れてしまうことも少なくありません。
フレームに目立った破損がなく、ネジが外れているだけであれば、店頭で対応が可能です。しかし「フレームのネジ穴が欠けている」など、丁番そのものが破損している場合は修理工場での対応が必要となるため(※4)、ご注意ください。
※4 フレームごとにお見積りがかかってくるため、次項をご参照ください。
店頭で修理が難しいと判断されたものは、一度メガネをお預かりし、メガネ専用の修理工場に依頼します。工場での修理が必要な場合は、有償で5日〜2週間程度、メガネをお預かりいたします。メガネの破損状況に応じて修理の期間や費用(※5)が異なりますので、詳しくはメガネをご持参のうえ、店舗でご相談くださいませ。
その他、メガネ自体にトラブルは無くても「メタルフレームの塗装がはがれてきた」「プラスチックフレームの、表面が白っぽくなってきた」といった、メガネの見た目のトラブルにも、修理で対応できる場合も。
※5 有償で修理を行う場合は、修理前にお見積金額をお客様へお伝えし、了承をいただいてから修理対応いたします。
プラスチック素材は経年劣化によって素材内部の水分が蒸発し、フレームの真ん中から折れてしまうことも。その場合は、フレームの破損部を似た生地で「つなぎ直す」作業を行います。その場合、もとのフレームよりも修理部に厚みが出たり、フレームの素材によっては修理跡が目立ったりしてしまう場合もありますので、ご注意ください。
また折れたプラスチックフレームは、経年劣化により、破損部以外も脆くなっているため、修理のリスクが高い場合もございます。その場合は、お見積りと購入予算を比較し、「メガネの買い替え」も視野に入れて修理をご検討ください。
他ではもう買えないメガネや思い出のメガネなど、1本のメガネを長く使い続けることは生活や社会にとってもとても意義があるもの。大好きな一本を1日でも長く使うことができるよう、日々のメンテナンスは行っていきたいですね。
また「この修理にはお金かかるかも……」と思わず、まずは店舗へメガネをお持ちください。どんなメーカーさんのものでも、あなたにフィットするメガネになるよう最善のご提案を行います。無理だと諦めず、まずは店舗にご相談ください。
記事で紹介したメガネの修理内容やその期間、目安となる修理費など、より詳しい内容は以下の記事をご覧ください。
取材・文=つるたちかこ/写真(提供写真以外)=舛元清香/編集=伊藤 駿(ノオト)
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