メガネ(眼鏡・めがね)のPARIS MIKI

補聴器はどこで買ったらいいの? 眼鏡店が補聴器を取り扱う理由と購入するメリット

2025.03.24

補聴器

「補聴器を試してみたい」「補聴器を購入したい」と思ったとき、医療機関を受診後に「眼鏡店に行く」という選択肢があるのをご存知でしょうか。

今回は補聴器が購入できる場所や眼鏡店で補聴器を購入するメリット、さらに補聴器に関するパリミキ独自の取り組みについてご紹介します。

補聴器が購入できる場所はどこ?

補聴器は、「管理医療機器」に区分される医療機器であり、販売するには国が定めた届出が必要な商品です。販売を行う営業所ごとに管理者を置く必要もあります。そのため、購入する際には「認定補聴器専門店」や「認定補聴器技能者」が在籍しているお店を選ぶことが大切です。

また、補聴器を快適に使い続けるためには、繰り返しの調整やメンテナンスなど、細かい対応が必要になることがあるため、アフターフォローが充実した店を選ぶことがポイント。信頼度の高さや通いやすさ、相談のしやすさなどを踏まえ、安心できる場所で購入するのがおすすめです。

補聴器を購入できる場所の例
  • 補聴器専門店
  • 介護用品店
  • 百貨店
  • 医療機関
  • 医師の紹介先
  • メガネ屋
  • ドラッグストア

眼鏡店なら「見えにくさ」と「聞こえにくさ」を一緒に解決!

補聴器を購入できる場所のひとつに眼鏡店があります。そのメリットは、加齢にともない衰えを感じやすい「視力(老眼)」と「聴力」のケアを一か所で受けられること。実際、眼鏡店を利用する方の中には、補聴器を必要としている方も多くいます。

また、メガネは一人ひとりの見え方や使用シーンに合わせて作る、いわばオーダーメイドの商品です。お客さまの要望を丁寧に伺い、それに合わせたフレームやレンズを提案するだけでなく、フィッティングなど細かな調整も欠かせません。この接客姿勢は補聴器選びにも共通する部分が多く、実際に眼鏡と併せて補聴器を相談されるケースが増えています。

「自分に合うメガネ」が人それぞれ異なるように、「自分に合う補聴器」も一人ひとり異なります。聞こえ具合だけでなく、家の中での会話を聞こえやすくしたいのか、テレビの音を聞こえやすくしたいのか、ゴルフなど屋外スポーツで活用したいのか、用途に合わせて調整する必要があります。予算によっても最適な補聴器は変わってくるでしょう。

購入後のこまめなメンテナンスが重要である点も、眼鏡と補聴器に共通するポイント。同じ店舗でまとめて相談できるのは大きな利点といえます。

約40年間「補聴器」を販売するパリミキ

パリミキにも、全国に300名近くの認定補聴器技能者が在籍しており、補聴器に関する相談が可能です。

なお、パリミキで補聴器の取り扱いが始まったのは約40年前。時計とメガネの兼業店「正確堂時計店」として創業した当初から「お客様お一人おひとりにお合わせする」をモットーとするパリミキにとって、個別対応が求められる補聴器の提供は、その延長線上にありました。

サブスクのように月額定額で補聴器をレンタル可能

補聴器は平均両耳20万円前後で、高いものだと100万円以上の商品もあります。高額な商品のため、購入して効果を実感できなかったら不安、使うまでに抵抗があるという場合もあるでしょう。

そんな方におすすめしたいのが補聴器のレンタルです。パリミキでは、2012年から補聴器の貸し出しサービスを行なっています。月額5,500円から(※)始めることができて、2か月をすぎたら解約可能で手数料は無料。初期費用が少なく済むことがメリットといえます。

※2025年4月1日より6,600円に価格改定

なお店頭では、「補聴器を正確にお試しして頂くための測定」も行うことができます。「聞こえにくいかもしれない」と感じている方は、聞こえのチェックだけでも受け付けています。オンラインで「来店予約」をすることも可能です。

補聴器に関連した補助金・助成制度も

補聴器は国や自治体における補助金・助成制度もあるため、そういった支援制度を活用しながら購入を検討することも可能です。

補聴器による「聞こえる喜び」を実感すると、日々のQOL(生活の質)が上がり、周囲とのコミュニケーションも取りやすくなるため、生活や趣味に関することなど、あらゆることに積極的になれるかもしれません。

少しでも聞こえに不安がある方は、お近くのパリミキへ。相談だけでも承ります。買い物のついでに、メガネのメンテナンスと合わせて、補聴器もお問い合わせください。

  • 取材:文=つるたちかこ
  • 編集=高橋亜矢子(ノオト)
掲載の商品は記事の公開および更新時点の情報です。

こちらの記事も読まれています!

この記事をシェア