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サイズの大きいメガネ、小さいメガネの魅力と注意点は?

2025.06.23

フレーム レンズ

最近、ファッションアイテムとしても人気のある大きめサイズのメガネ。SNSなどでも人気です。一方で小さめサイズのメガネの使い勝手も捨てがたく、それぞれの魅力で、選ぶのに迷ってしまうことはありませんか?

大きいサイズのメガネと小さいサイズのメガネでは、機能面やファッション面など、それぞれ異なった特徴と魅力があります。

この記事ではメガネを選ぶ際に知っておきたい「大きいメガネ」と「小さいメガネ」の特徴をご紹介します。加えて、大きいメガネにも向いている「薄型レンズ」についても解説します。

視野と存在感が魅力 大きいメガネの特徴は?

ファッションアイテムとしても人気の大きめサイズのメガネ。小さめなメガネと比較して、どんな特徴があるのでしょうか。

大きめサイズのメガネの魅力

ファッション面での大きめな眼鏡の特徴は、「かけたときの存在感」。大きめなメガネを、ファッションアイテムとして活用する人も少なくないようです。メガネをプラスすることで普段の服装も新鮮に感じたり、メガネをかけた時に強い印象を与えられたりするため、ワンポイントとして取り入れやすいのも魅力です。

また、レンズが大きいことによる「広い視界」もその魅力のひとつです。レンズ部分が広いため、メガネフレームが視界に入りにくくなり、広い視界を保ちたい方におすすめです。

加えて、近年のメガネレンズは基本機能としてUV(紫外線)カット機能を持っていることがほとんど。顔や目をカバーするレンズの面積が広ければ、それだけUVカットの効果も大きくなります。

大きめサイズのメガネを使う際の注意点

一方で大きめサイズのメガネは、度数によってはレンズの周辺部に歪みや揺れを感じ、慣れるのに時間がかかる場合があります。

また近視のレンズの場合、度数が強くなると顔の輪郭がフレームの内側に入ってきたり、目が小さく見えたりすることも。この悩みは、レンズやフレームの選び方である程度は緩和できるケースもあるため、覚えておきましょう。

またレンズが大きい分「重さ」が気になる場合や、顔の横幅が狭めの方はフィット感をフレームで調整ができるかどうかもチェックするとよいでしょう。いずれの場合も、メガネを選ぶ際に店舗のスタッフに確認することができます。

大きめサイズのメガネはこんな人におすすめ!

  • メガネをファッションアイテムとして使いたい人
  • メガネで広い視界を得たい人
  • メガネで紫外線対策をしたい人

コンパクトで軽量。小さめサイズのメガネの特徴

ラウンド型の細いフレームに代表されるような、小さめサイズのメガネフレーム。小ぶりなメガネには、どのような特徴があるのでしょうか。

小さめサイズのメガネの魅力

小さめサイズのメガネは、大きいものと比べて視界が限られていますが、「レンズの端でも歪みにくい」のがメリットです。

近視の場合は、その度数にもよるものの、目が小さく見えたり、顔の輪郭がフレームの内側に入ってきたりといった悩みを改善しやすいのも特徴です。デザイン的にも顔馴染みのよいものが多いので、メイクやファッションとの相性も良いでしょう。

また小ぶりなメガネは「コンパクトで軽く持ち運びがしやすい」ので、職場や学校など、時々メガネを着用する方にもおすすめです。

小さめサイズのメガネを使う際の注意点

小さいメガネは、少なからず視界が狭くなってしまうため、メガネフレームが視界に入る場合があります。

また日差しを避けるサングラスとして使用する場合は、大きいメガネの方が適している場合も。加えて遠くも近くも見える遠近両用の「累進レンズ」をあわせた場合、近くの見え方に少し違和感を感じることがあるかもしれません。気になった方は「小さいメガネ用に向いている」設計の累進レンズもありますので、店舗のスタッフにご相談ください。

小さめサイズのメガネはこんな人におすすめ!

  • 顔なじみが良く、ファッションとの相性もいいメガネが欲しい人
  • 度数の強いレンズを使っていて、メガネをかけた時の悩みを解決したい人
  • 軽くてコンパクトなメガネが欲しい人

レンズは薄ければいい? 選び方のポイントは?

お気に入りのフレームが決まると、次は「レンズ」を選択します。レンズには「薄型レンズ」の他、「超薄型」「極薄型」といった種類があり、メガネ購入の際は「せっかくだったら、薄いほうがいいのかな?」と思いがちです。実際のところは、どうなのでしょうか。

レンズも含めた、メガネのバランスを大切に

メガネは見え方や掛け心地、仕上がり、そしてコストなどのバランスが取れていることが大切です。

一般的には薄いレンズの方がメガネの仕上がりが綺麗になりますが、必ずしも「レンズが薄ければいい」というものでもありません。それほど強い度数ではないのに、超薄型のレンズを使うことで強度が少し心配になることもあります。また超薄型は比重が高くなる傾向があるため、出来上がりのメガネが「思ったほど軽く感じない」ということもあり得ます。

もちろんフレームの縁からできるだけレンズがはみ出ないように薄型のレンズを使うことは必要ですが、近視用のレンズは中心から離れるほど厚みがでるため、最終的なレンズの厚みは、選んだフレームの大きさにも左右されます。

選択したフレームとご自分のレンズの度数でどのタイプの薄型レンズが適しているのかを選ぶのは、なかなか難しいものです。その際は店舗のスタッフにお気軽にご相談ください。

自分の使い方や目指している掛け心地など、目的にあったフレームを選べれば、より快適なメガネライフが送れるようになるでしょう。「どんなメガネがちょうどいいかな?」と悩んだ場合は、細かいことでも店舗のスタッフにご相談ください。

  • 取材:文=つるたちかこ
  • 編集=伊藤 駿(ノオト)
掲載の商品は記事の公開および更新時点の情報です。

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